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ゾピクロン(商品名アモバン他)とエチゾラム(デパス他)を第3種向精神薬に指定する改正政省令が2016年10月14日から施行されることを受けて(関連記事)、厚生労働省は9月28日の中央社会保険医療協議会で、同2剤の診療報酬上の投与期間の上限を30日とすることを提案し、総会で了承された。
厚労省が2剤の投与期間の実態を調べたところ、平均投与期間はゾピクロンが26.8日、エチゾラムが27.0日で、ともに院外処方の85%前後が30日以内だった。また、2剤は精神科のみならず、一般科でも広く処方されていることもあり、日本精神科病院協会などが「診療現場に混乱を来さないように」として投与上限を30日までとするよう要望していた。
中医協での議論を踏まえて厚労省は、省令施行日前日の10月13日までに、通知などで周知する見込みだ。